失敗は良い出会いのきっかけ

仕事をする上で最も重要と言っても過言ではないもの、それは“人”です。

職場で出会う“人”とは、上司、先輩、同期、後輩等、立場や役職はそれぞれに違えど、間違いなく同じフィールドで一緒に頑張る仲間であることに変わりはありません。
家族とも、友人とも違う存在ではありますが、とにかく共に過ごす時間は非常に長いでしょう。
だからこそ、苦楽を共にした経験から、その後まで付き合いが続くことも多いのです。

職場での良い出会いとは一体どんなものでしょうか。
最初から気が合い、すぐに意気投合してしまうパターンも勿論あるでしょう。
しかし、職場という環境において、軸にあるのはあくまでも仕事です。
人間なら誰でも思わぬ失敗をしたり、とにかく何をやっても上手くいかず空回りばかりする時期というのを、長い社会人生活の中で少なからず経験することになるでしょう。
そんなときにそっと手を差し伸べてくれる人というのは何にも代えがたい、有難い存在になり得るのです。

自身にとってマイナスとしか思えない出来事が、後々になってみると、よい出会いを引き寄せてくれるきっかけになっているパターンもよくあります。
その時は分からなくても、後になって「あの時助けてくれたあの人」を必ず思い出すはずです。
そしてその恩人とも言える人物の事は、きっと忘れる事はないでしょう。
頻繁に会うことがなくなっても、迷ったり、辛いと感じるような出来事が起こったときにその人の顔や言葉を思い出す、そんな存在の人に出会えたら、そこで働いた経験は間違いなく自身にとって大きな財産になるはずです。

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